22 There is ~. の文


There was a dog on the roof.
(屋根の上に犬が一匹いた。)


郷センセ  今回は話が長くなったきらいがあるので、練習英作文はあっさり作っておくよ。
しつこいようだけど、ちゃんとノートに書いてみろよ。

1. 昨夜また近所で交通事故があった。(交通事故:car accident、近所:in my neighborhood)

2. この家には全部で部屋がいくつあるの?

3. (2に答えて)11部屋あるよ。

4. 新型コロナ感染症についてはいくつかの説がある。(説:theory)

5. この部屋の鍵はもういくつかあるはずだ。(「~はずだ」は、should を使って)

6. この鞄の中には何か入っているのか?

7. (6に答えて)何も入っていません。空っぽです。

8. 俺のケータイ、トイレの中にあったわ~。



答え

1. 昨夜また近所で交通事故があった。(交通事故:car accident、近所:in my neighborhood)
Last night there was another car accident in my neighborhood.
「またあった」は again (再び)という副詞を使って、
There was a car accident again in the neighborhood last night.
などともいえるが、a の代わりに another(もう1つ別の~)という語を使うと、めっちゃ英語っぽくてスマート。
過去だからbe動詞は was 。「近所で」は in the neighborhood でもOK。
いきなり難しい問題出して、ゴメンねゴメンね~。


2. この家には全部で部屋がいくつあるの?
How many rooms are there in this house?
基本の文だね。there is の文にせず、動詞の have を使うこともできる。
How many rooms does this house have?
「机に脚が3本しかない」を The desk has only three legs. っていえたことを思い出せばいいね。こっちのほうが英語っぽくてちょっとかっこいい。


3. (2に答えて)11部屋あるよ。
There are eleven (rooms).
How many rooms does this house have?
できかれたときは、
It has eleven (rooms).
のように答える。問いの文に合わせた形で答えるのがスマート。
(大豪邸だな……)


4. 新型コロナ感染症についてはいくつかの説がある。(説:theory)
There are several theories about COVID-19.
「いくつかの」は some でいいが、数えられるものの場合 several もよく使う。
theory(論、説)は「子音字+y」の名詞だから、複数形はyを i に変えて es をつける。

For that, there are various theories.
……なんていってもいい。various は「いろいろな」という意味の形容詞。for~ は「~に対して」。


5. この部屋の鍵はもういくつかあるはずだ。(「~はずだ」は、should を使って)
There should be some more keys to this room.
助動詞の should (~に違いない)を使ったので、be動詞は原形に。must be ~ としてもいい。
There can be ~. なら、「もっとある可能性がある」「もう何本かあるかもしれない」という意味になる。
「~鍵」は key to ~ という。of や for は普通は使わない。この to は「~につながる」「~に導く」といったニュアンスの to。
「いくつかの鍵」は some keys だが。余計に、もっと、という意味で more をつけている。
key は「母音字+y」なので、そのまま s をつけるだけで複数形になる。


6. この鞄の中には何か入っているのか?
Is there anything in this bag?
「何か」は something だが、否定文、疑問文では anything を使うのが普通。


7. (6に答えて)何も入っていません。空っぽです。
Nothing. It's empty.
empty は「空っぽの」という意味の形容詞。


8. 俺のケータイ、トイレの中にあったわ~。
My mobile phone was in the bathroom!
最後は引っ掛け問題。my がついている「特定の物」だから there is ~の文にはできない
Pochi is on the roof. と同じ形の文。
今はもう電話(phone)だけでもケータイのことをさすから、My phone was ~. でもいい。
「トイレ」は toilet という名詞があるが、いちばんよく使うのは bathroom という語。「風呂場」と同じ名詞というのが、文化の違いを感じさせるね。
restroom もよく使う。


 知らない単語が出てくる都度、 weblio などの辞書サイトで使い方や発音を調べる癖をつけよう。
自分のアカウントを作れば、単語や例文をメモしておくこともできる(無料)。
受け身じゃダメだよ。自分から興味をもってどんどんやっていかないとね。
がんばんべ~。
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